筆者:冨澤敏夫(整体師、柔道整復師) N2024/4/13

犬の白内障の検査

犬の白内障の早期発見と適切な治療のためには、検査が欠かせません。眼の検査や眼圧測定、眼底検査などの方法が用いられ、獣医師が正確な診断を行います。早期の検査と診断は、白内障の進行を遅らせるために重要です。

 

 

犬の白内障の検査

犬の白内障の検査には、以下のような方法があります

            
  • 眼の検査: 獣医師が眼球を観察し、白内障の有無や進行状況を確認します。眼のレンズが濁っているかどうか、眼底の状態などを評価します。
  • 眼圧測定: 眼圧が高い場合、緑内障などの眼の病気が発生している可能性があります。眼圧を測定することで、そのような病気を検出することができます。
  • 眼底検査: 獣医師が眼底を観察し、網膜や血管の状態を評価します。白内障が進行している場合、眼底に異常が現れることがあります。
  • 血液検査: 特定の疾患や病状を確認するために、血液検査が行われることがあります。犬の全体的な健康状態や白内障の原因を特定するのに役立ちます。
  • レンズの超音波検査: 透明な眼内構造を評価するために、眼球に超音波を使用する検査が行われることがあります。これにより、白内障の程度や形態を詳細に調べることができます。
  • 感度が低いため、マイクロフィラリアの検出率は抗原検査に比べて低くなります。

これらの検査を組み合わせて、犬の白内障の診断や進行状況を評価します。早期の検査と診断が重要であり、適切な治療法の選択に役立ちます。

犬の血液検査で数値の異常が見られる可能性がある項目は、以下のようなものがあります。

  • 血液濃度関連の項目: 赤血球数、白血球数、血小板数などが異常を示すことがあります。例えば、貧血や炎症、感染症などによってこれらの数値が変化することがあります。
  • 肝機能関連の項目: アルブミン、グロブリン、アルカリフォスファターゼ、AST、ALTなどの値が上昇すると、肝機能の異常や肝臓の疾患を示す可能性があります。
  • 腎機能関連の項目: 尿素窒素(BUN)、クレアチニンなどの値が上昇すると、腎機能の異常や腎臓の疾患を示す可能性があります。
  • 電解質関連の項目: ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの値が異常を示すと、体内の電解質バランスに問題がある可能性があります。
 

これらの数値の異常が白内障の原因となるわけではありませんが、他の病気や疾患を発見するための手がかりとなります。獣医師が検査結果を評価し、適切な診断と治療を行います。

    

まとめ

犬の白内障の検査には、眼の検査、眼圧測定、眼底検査などがあります。これらの検査を組み合わせて獣医師が正確な診断を行い、適切な治療法を提案します。早期の検査と診断により、犬の視力を守るための適切なケアが可能となります。

 

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自己紹介(profile)

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冨澤敏夫(とみざわ としお)、1969年12月12日生まれ
資格(国家資格:柔道整復師、整体師)

好きな言葉:継続は力なり
特技や趣味:空手、太極拳、健康体操、映画鑑賞、仕事(整体業)、WEB関係
愛読書:原因と結果の法則
好きなアニメ:あしたのジョー、エースをねらえ!


はじめまして、私はさいたま市で整体院を開業しています。愛犬はトイプードルのももちゃんと心(しん)ちゃんを迎えて暮らしています。愛犬の病気をきっかけに、このコンテンツを立ち上げました。皆さんのお役に立てればと思い、わんちゃんの健康を中心に、犬の色々な情報を掲載しています。