筆者:冨澤敏夫(整体師、柔道整復師) N2024/4/13

犬の甲状腺機能低下症の原因の予防法

 

 

犬の甲状腺機能低下症の原因や予防法

犬の甲状腺機能低下症の原因は主に以下の通りです。

            
  • 甲状腺の萎縮:甲状腺そのものがなぜか萎縮して機能が低下してしまう。現在、原因はよくわかっていません。
  • リンパ球性甲状腺炎:自己免疫反応(自分を病気から守る仕組みが、間違って自分自身を攻撃してしまう)により、甲状腺が破壊されてしまう。
  • 甲状腺の腫瘍:甲状腺の腫瘍が原因で、甲状腺機能低下症を発症することがあります。
  • 甲状腺組織の破壊:外部要因によって甲状腺組織が破壊されることも原因となり得ます。例えば、外傷、炎症、腫瘍などが考えられます。
  • 先天性の欠陥:甲状腺機能低下症は、先天性の欠陥によっても引き起こされることがあります。例えば、甲状腺組織の形成異常や甲状腺ホルモン合成に必要な酵素の欠陥などが考えられます。
  • 薬物:一部の薬物は甲状腺機能低下症を引き起こすことがあります。特に抗甲状腺薬や一部の抗てんかん薬などが挙げられます。

予防法としては、効果的な予防法が存在しないため、クッシング症候群などの甲状腺機能低下症を引き起こす基礎疾患を早期発見、早期治療を心がけることが、最も甲状腺機能低下症の発症リスクを軽減することができるでしょう。

また、「最近なんだかおかしいな」と思ったら診察を受けると良いでしょう。これらの対策を踏まえた上で、定期的な健康チェックと獣医師とのコミュニケーションが重要となります。具体的な予防法については、専門家に相談することをおすすめします。

こんな初期症状が診られたら

犬の甲状腺機能低下症の初期症状には、以下のようなものがあります。これらの症状に注意を払うことで、早期に問題を発見し、適切な治療を始めることができます。

  • 皮膚と被毛の変化: 皮膚が乾燥している、かさぶたや湿疹ができている、被毛の質が悪くなっているなどの変化が見られることがあります。
  • 毛の変化: 毛が抜けやすくなっている、毛量が減少している、毛が薄くなっているなどがあります。
  • 体重の変化: 体重が増加しているが、食欲が変わらない場合や食事量が減っている場合があります。
  • 運動能力の低下: 疲れやすくなり、活発さや運動量が減少していることがあります。
  • 行動の変化: 興奮が減少し、活動的ではなくなっている、気分が落ち込んでいる、不安定になっているなどの変化が見られることがあります。

 

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自己紹介(profile)

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冨澤敏夫(とみざわ としお)、1969年12月12日生まれ
資格(国家資格:柔道整復師、整体師)

好きな言葉:継続は力なり
特技や趣味:空手、太極拳、健康体操、映画鑑賞、仕事(整体業)、WEB関係
愛読書:原因と結果の法則
好きなアニメ:あしたのジョー、エースをねらえ!


はじめまして、私はさいたま市で整体院を開業しています。愛犬はトイプードルのももちゃんと心(しん)ちゃんを迎えて暮らしています。愛犬の病気をきっかけに、このコンテンツを立ち上げました。皆さんのお役に立てればと思い、わんちゃんの健康を中心に、犬の色々な情報を掲載しています。