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愛犬(犬)のアジソン病で多飲多尿で不安な方へ、原因や対策法、適量の水の量はどのくらいか、尿はどのくらい出るのか?異常の場合と正常の場合は、などの疑問などを回答します。
目次
※質問などありましたら、LINEにて解答します。
類似質問
Q:多尿になるか喉が渇き水分を補充して脱水状態を防で多飲になるのか?多飲になるから、尿がたくさん出るのか?どちらのメカニズムですか?それとも、多飲多尿には何か他のメカニズムが働いていますか?
A:過剰によく水を飲み、過剰によくおしっこが出る症状について心配ですね。犬のアジソン病の徴候の一つで、見逃せないので注意してください。
多飲多尿の理由は、下記のメカニズムにあります。
以上のように、アジソン病における多飲多尿は、アルドステロンの不足による電解質のバランスの乱れと、その対応としての水分摂取・排泄の制御機構が複合的に関与しています。他にも、犬の体内のさまざまな生理学的反応が影響を及ぼす可能性がありますが、主要な要因はこのようなアルドステロンの不足に起因する水分・電解質の制御の異常です。
A:多飲多尿の症状は、必ずしもしょうがないことではなく、適切な治療によって、多飲多尿の症状を改善し、犬の健康と快適さを向上させることが必要です。
多飲多尿の改善に以下が参考になります。
まとめと、アジソン病での多飲多尿の症状は適切な治療によって改善できる可能性があります。正確な診断と最適な薬物治療を行うことが重要です。薬の量や種類は犬の状態や血液検査結果によって調整されるため、定期的なフォローアップとコミュニケーションが重要です。
A:犬のアジソン病において多飲多尿が続くと、色々な危険性があります。
改善のための治療には投薬の調整が必要です。主に鉱質コルチコイド(フロリネフ錠剤またザイコータル注射液)の最適量の投与と、糖質コルチコイド(プレドニゾロン錠剤)の最適量の投与です。
これは、モニタリングが必要です。かかりつけの獣医師さんの指示に従いましょう。
A:アジソン病の症状で見逃せない多飲多尿の症状は、体内で電解質のバランスが崩れている可能性があります。その原因には鉱質コルチコイドのホルモンが分泌の低下でアルドステロンの産生が不足が考えられます。
その場合は、たくさん水を飲んでも電解質バランスは整わないため、急激に症状が悪化することがあります。
放置しないで、獣医師さんに相談して、原因を突き止めて早期症状の改善に努めましょう。
投薬中のコントロールできない場合の疑うこと
A:アジソン病には定型と非定型があります。非定型の場合は、通常は電解質のバランスが崩れるので、フロリネフ錠剤(鉱質コルチコイド)を投与します。ちなみに定型の場合は、糖質コルチコイドも不足するので、プレドニゾロン錠剤も投与します。
A:アジソン病は副腎皮質ホルモンの不足でおこるため、ホルモンの補充が必要です。体の中で必要なホルモンが分泌されないことが問題です。
以下は参考
プレドニゾロン錠剤の投与の必要性と役割
フロリネフ(フルドロコルチゾン酢酸エステル)の投与の必要性と役割
A:犬が1日に水を飲む量は犬種や体重、季節や運動前後など出違いますが、目安としては以下の計算で導きます。
1kgで50mlとして、6.0kgの犬であれば300ml前後が正常と考えます。
1kgで50mlとして、6.0kgの犬であれば300mlの2倍前後が異常と考えます。
異常な水を飲む量は普段から注意してみてみましょう。
例えば、私の場合は6.0kgのトイプードルは300mlの水が入った器に1杯が1日で減るか減らない程度が正常と考え、2杯目も減りが早い場合は多飲かなと考えています。
犬の異常な水を飲む量は、通常の水の摂取量よりも明らかに多い場合に異常とみなされます。ただし、異常な量としてどの程度の水分摂取が適切かは、犬の体重や日常の行動パターン、気候条件などによって異なります。
一般的には、犬が異常な水分摂取を行っているかどうかを判断するためには、以下の基準を考慮します
犬の体重や日常の行動パターンに基づいて、通常の水分摂取量を把握し、それと比較して異常な量を判断することが重要です。異常な水分摂取が見られる場合は、獣医師に相談して適切な検査や診断を行い、原因を特定する必要があります。
参考:ペットと暮らすWebマガジン「犬の水分補給がうまくできているか不安!チェックポイントと水分の与え方のコツを解説」
A:多飲の症状がある場合、犬の水分摂取量を強制的に制限することは危険です。なぜなら、過剰に水を飲む状態は、副腎皮質機能不全(アジソン病)や他の健康上の問題の兆候であり、水分の過剰摂取はその症状を軽減するために犬の体が必要としている可能性があるからです。
水の強制的な制限は、脱水症状や電解質のバランスの乱れを引き起こす可能性があり、犬の健康に重大な影響を及ぼすことがあります。
特にアジソン病の犬の場合、副腎危機(アドディソン危機)と呼ばれる重篤な状態が発生するリスクがあります。副腎危機では、副腎皮質ホルモンの急激な不足により、犬の体は生命を維持するために必要なホルモンが不足し、急速に悪化する可能性があります。
アジソン病の場合は、強制的な飲水の制限をしないで、適切な投薬で調整するべきと考えます。
準備中
私のようにアジソン病の愛犬と暮らす方々が、不安や心配などを共有して励まし合って、愛犬や飼い主がストレスなく暮らせるようにしていきたいと思います。
私で良かったら、少しでもお力になれれば幸いです。気軽にご連絡下さいませ。
冨澤敏夫が[アジソン病の情報交換]グループを作りました。良かったら参加してください。
参加の場合はこちらアジソン病の情報交換
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冨澤敏夫(とみざわ としお)、1969年12月12日生まれ
資格(国家資格:柔道整復師、整体師)
好きな言葉:継続は力なり
特技や趣味:空手、太極拳、健康体操、映画鑑賞、仕事(整体業)、WEB関係
愛読書:原因と結果の法則
好きなアニメ:あしたのジョー、エースをねらえ!
はじめまして、私はさいたま市で整体院を開業しています。愛犬はトイプードルのももちゃんと心(しん)ちゃんと暮らしています。愛犬の病気をきっかけに、このコンテンツを立ち上げました。皆さんのお役に立てればと思い、わんちゃんの健康を中心に、犬の色々な情報を掲載しています。
心ちゃんが遺伝的な病気を持ち闘病中です。
上記は正式な診断を受け治療を開始した時で、発症はもう少し前からだと思います。
特に進行性網膜萎縮症は、初期症状に早く気づき早期予防をしていたら、進行をもう少し遅れさせられたかなと後悔しています。
わが家のわんちゃん、トイプードルは6歳の時(2019年)にアジソン病と診断され、投薬を続けています。
9歳(2022年)すぎてから、暗闇で目が見えにくくなり、進行性網膜萎縮と診断されました。治療がないということで放置をしていましたが、2023年に入り急激に白内障など進行して、目の専門の病院へ行き、正式に進行性網膜萎縮と白内障と診断されました。
現在は定期的な検査と、目サプリ・目薬で進行を遅らせています。現在は、2023年11月に体調を崩しててから、急激に左目がひどい白内障でしたが、右目も白内障がひどくなりました。今はたぶん見えない様子です。
2024/4/25に甲状腺機能低下症と言われ、今、投薬を開始しました。経過観察中!
下記は、愛犬の闘病記です。同じ病気を持つ飼い主さんの、役に立てればと