筆者:冨澤敏夫(柔道整復師) N2024/6/4

アジソン病の犬は肉球が冷たい?

犬のアジソン病では、肉球が冷たく感じることがあります。これは、アジソン病の症状の一部として見られる循環不全や低血糖によるものです。

アジソン病における肉球の冷たさの理由

  • 1.低血糖:
    アジソン病は糖質コルチコイドの不足を引き起こし、これが低血糖につながることがあります。低血糖の症状の一つとして、体温が低くなることがあり、肉球も冷たく感じることがあります。
    ※低血糖は、特に小型犬や子犬、糖尿病を持つ犬で見られることがあります。低血糖の症状としては、ふらつき、震え、意識低下、発作などがあり、これに伴って肉球が冷たくなることもあります。
  • 2.循環不全:
    アジソン病はまた、電解質のバランスを崩すため、特に低ナトリウム血症が起こりやすいです。これにより血圧が低下し、循環不全を引き起こしやすくなります。結果として、血流が十分に行き届かず、肉球が冷たく感じられることがあります。
  • 3.環境温度:
    寒い床や地面に長時間接している場合、肉球が冷たくなることがあります。
  • 4.休息中:
    犬が休んでいるときや寝ているときは、血流が減少するため、肉球が冷たく感じられることがあります。

アジソン病の他の症状

  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 嘔吐や下痢
  • 無気力や元気がない
  • ふらつき

注意点

アジソン病が疑われる場合や肉球が冷たいと感じる場合は、すぐに獣医師の診察を受けることが重要です。適切な診断と治療を受けることで、症状の管理が可能です。

管理と治療

1.ホルモン補充療法: フロリネフやプレドニゾロンなどの薬が使用され、ホルモンのバランスを維持します。

2.定期的な血液検査: 電解質やホルモンレベルを監視し、薬の量を調整します。

まとめ

犬のアジソン病は適切な管理と治療によって、犬の生活の質を大幅に改善することができます。

アジソン病を持つ犬の飼い主さんの 情報共有や経験の交換の場

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自己紹介(profile)

NEWS

冨澤敏夫(とみざわ としお)、1969年12月12日生まれ
資格(国家資格:柔道整復師、整体師)

好きな言葉:継続は力なり
特技や趣味:空手、太極拳、健康体操、映画鑑賞、仕事(整体業)、WEB関係
愛読書:原因と結果の法則
好きなアニメ:あしたのジョー、エースをねらえ!


はじめまして、私はさいたま市で整体院を開業しています。愛犬はトイプードルのももちゃんと心(しん)ちゃんと暮らしています。愛犬の病気をきっかけに、このコンテンツを立ち上げました。皆さんのお役に立てればと思い、わんちゃんの健康を中心に、犬の色々な情報を掲載しています。

  • ももちゃん(女の子 2012年5月生まれトイプードル)
  • 心ちゃん(男の 子2013年11月生まれトイプードル)

心ちゃんが遺伝的な病気を持ち闘病中です。

  • アジソン病2019年11月6歳
  • 進行性網膜萎縮症、白内障2023年7月
  • 甲状腺機能低下症2024年4月

上記は正式な診断を受け治療を開始した時で、発症はもう少し前からだと思います。

特に進行性網膜萎縮症は、初期症状に早く気づき早期予防をしていたら、進行をもう少し遅れさせられたかなと後悔しています。

わが家のわんちゃん、トイプードルは6歳の時(2019年)にアジソン病と診断され、投薬を続けています。

9歳(2022年)すぎてから、暗闇で目が見えにくくなり、進行性網膜萎縮と診断されました。治療がないということで放置をしていましたが、2023年に入り急激に白内障など進行して、目の専門の病院へ行き、正式に進行性網膜萎縮と白内障と診断されました。

現在は定期的な検査と、目サプリ・目薬で進行を遅らせています。現在は、2023年11月に体調を崩しててから、急激に左目がひどい白内障でしたが、右目も白内障がひどくなりました。今はたぶん見えない様子です。

2024/4/25に甲状腺機能低下症と言われ、今、投薬を開始しました。経過観察中!

下記は、愛犬の闘病記です。同じ病気を持つ飼い主さんの、役に立てればと

 

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